Amazon Flexで毎日のように配達していると、どうしても思うことがある。
「再配達になる家って、だいたいいつも同じちゃう?」
もちろん、たまたま仕事で帰りが遅くなったとか、急な用事で家を空けていたとか、そういう不在は仕方ない。
俺かて生活してたら予定が狂うことくらいある。
でも配達を何年もやっていると分かってくる。
毎回のように不在。
置き配不可。
宅配ボックスなし。
そして手渡し希望。
そんな家が実際にある。
今日もまた、この家か……
配達アプリを見ながら荷物を持って玄関へ向かう。
インターホンを押す。
「ピンポーン」
……反応なし。
もう一回。
「ピンポーン」
……やっぱりおらん。
そして配達指定を見ると、
「置き配不可」
こういう時、配達員からしたらどうしようもない。
玄関前に置いて帰れるなら、数十秒で配達は終わる。
ところが手渡し限定なら、不在だった時点で配達できない。
電話したり、再度インターホンを鳴らしたり、それでもダメなら荷物を持ち戻ることになる。
そして後日、また誰かが同じ家まで持っていく。
これ、冷静に考えたらかなりのコストやと思う。
再配達は本当にずっと無料でいいのか
俺が配達をしていて感じるのは、
再配達をよく発生させる人は、本当によく発生させる。
一方で、受け取る側でもかなり気を使ってくれている人がいる。
例えば、自分のお金で宅配ボックスを買って設置している人。
数千円どころか、しっかりした物ならそれなりの金額がする。
それでも、
「配達員さんが何回も来なくていいように」
「自分も好きな時間に荷物を受け取れるように」
と宅配ボックスを用意してくれている。
さらに置き配OKにしてくれている人もいる。
そういう人なら、ほとんど一発で配達が終わる。
ところが、
毎回不在になる人も、宅配ボックスまで購入している人も、基本的には同じ配送サービスの中にいる。
ここに俺は少し違和感がある。
「手渡し希望」は追加サービスでもいいと思う
これは俺個人の意見やけど、
置き配できる商品なのに、
「絶対に手渡しでお願いします」
という場合は、将来的には追加料金があってもいいんちゃうかと思う。
例えば、
通常配送
→ 置き配・宅配ボックス利用なら追加料金なし
手渡し指定
→ 追加料金
不在による2回目以降の再配達
→ 一定条件で追加料金
みたいな仕組み。
もちろん、高額商品や置き配できない商品、本人確認が必要な荷物なんかは別や。
そういう荷物まで全部有料にしろという話ではない。
でも、
「置き配は嫌」
「宅配ボックスは置かない」
「でも家にいる時間も分からない」
「何回来ても再配達は無料」
これがずっと続く仕組みは、さすがにどこかで限界が来ると思う。
再配達はタダではない
利用者からすると再配達料金が0円なら、
「無料でまた持ってきてくれる」
ように見える。
でも実際には無料ではない。
荷物をもう一度仕分けする。
車に積む。
ガソリンを使う。
配達員がもう一度走る。
マンションなら駐車場所を探して、オートロックを突破して、エレベーターに乗って玄関まで行く。
そこには全部、人件費も時間も燃料も使われている。
誰かがそのコストを負担している。
宅配ボックスを買っている人の方が損してない?
ここが一番言いたいところ。
自分でお金を出して宅配ボックスを購入して、
配達が一回で終わるように協力している人がいる。
一方で、
何度不在になっても再配達してもらう人もいる。
それなのに負担がほぼ同じなら、
「ちゃんと受け取れる環境を作った人の方が損やん」
と思ってしまう。
むしろ宅配ボックスや置き配を利用する人には何らかのメリットがあってもいいくらいやと思う。
配達員としては一発で終わるだけで全然違う
配達する側からすると、一件一件は数分の違いでも、一日に何十件、百件以上となればとんでもない差になる。
再配達が減れば、
配達員が楽になるだけじゃない。
配送会社のコストも減る。
ガソリンも減る。
交通量も少し減る。
そして何より、荷物が早く届く。
俺は再配達を全部悪いと言いたいわけではない。
どうしても受け取れない時は誰にでもある。
ただ、
「何回再配達になっても完全無料が当たり前」
という仕組みについては、そろそろ考え直してもいい時期なんちゃうかなと思う。
特に、毎回のように再配達になる家に行くたびに俺は思う。
「またここかい!」
今日もそんなことを考えながら、軽バンで次の配達先へ向かうのであった。


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