最近Amazon Flexをやっていると、ちょこちょこ耳にするようになったのが「Vステーション」。
SNSなんかを見ていても、
「最近Vステ増えてない?」
「Vのオファーばっかり出てくる」
「普通のステーションと何が違うん?」
みたいな話を見かけるようになってきた。
俺も気になったので、今回はこの「Vステーション」について調べてみた。
調べてみると、これ結構大きな話かもしれない。
Amazonは今、日本で当日配送のネットワークをかなり強化しようとしている。
もしかすると今後、Amazon Flexの働き方そのものにも影響してくるかもしれない。
そもそもVステーションとは?
まず最初に注意しておきたい。
Amazonが日本の一般ユーザーやAmazon Flexドライバー向けに、
「Vから始まるステーション=○○です」
という正式な一覧を公開しているわけではない。
なので「V=これ」と100%公式情報として断定するのは避けたほうがいい。
ただ、Amazon Flexドライバーの間では、ステーションコードがVから始まる拠点を「Vステ」「Vステーション」と呼ぶことがあり、SSD(Sub Same-Day Delivery)系の配送拠点として扱われることが多い。
SSDとは「Sub Same-Day Delivery」。
簡単に言えば、
「注文された商品を、その日のうちにかなり早く届けるための仕組み」
だ。
Amazonの現在の採用情報を確認すると、日本の物流ネットワークには、
・FC(フルフィルメントセンター)
・SC(ソートセンター)
・DS(デリバリーステーション)
・SSD(Sub Same-Day Delivery station)
という複数の拠点が存在すると説明されている。
つまりSSDは、Amazon内部でも普通のDSとは別の物流ノードとして扱われている。
普通のデリバリーステーションとは何が違う?
普段Amazon Flexでよく行くのがDS、つまりデリバリーステーション。
FCで保管・梱包された商品がDSまで運ばれ、そこで配送エリアごとに仕分けされる。
そして俺らAmazon Flexドライバーや配送会社が荷物を積み込み、最後にお客さんの家まで届ける。
これが一般的なAmazon配送の流れ。
一方でSSDは、とにかく「速さ」を重視している。
普通のAmazon配送よりも短い時間で商品を届けることを目的としているため、従来の配送網とは少し違った仕組みになっている。
Amazon自身もSSDについて、Same-Day Delivery、つまり当日配送を成長させるためのネットワークとして説明している。
Vステーションが増えているという話は本当なのか?
ここが今回一番気になったところ。
調べてみると、
「たまたま最近Vステーションの話をよく聞くだけ」
ではなさそうだ。
Amazonは2025年7月、配送拠点への追加投資を発表している。
その内容を見ると、
新しいデリバリーステーションを全国6か所に開設。
さらに、
「FCの一部機能とDSの機能を持ち、当日配送を提供する新しい拠点」
を16か所で展開すると発表している。
つまりAmazonは明確に当日配送用の拠点を増やしている。
さらに2026年、AmazonはSSDを拡大中
さらに現在のAmazonの採用情報を見ると、もっとハッキリ書かれている。
Amazon Japanには、
「SSD Planning and Execution」
というSSDを担当するチームまで存在している。
このチームは、
・新しい拠点の選定
・投資判断
・拠点の立ち上げ
・システム設定
・トレーニング
・実際の稼働開始
などを担当している。
しかもAmazon自身がこのチームについて、
「成長領域であるSame-Dayネットワークを高速にスケールさせる」
という内容を説明している。
別のAmazonの求人でも、
「日本で急速に拡大しているSub Same-Dayネットワーク」
と書かれている。
ここまで書かれているなら、AmazonがSSDを本気で広げようとしているのは間違いなさそうだ。
なんでAmazonはそんなに当日配送を増やしたいのか?
これはAmazonを使う側になって考えれば分かりやすい。
昔なら、
「Amazonで注文したら明日届く」
だけでも十分早かった。
でも今は、
「今日欲しい」
「数時間後に欲しい」
という需要まで出てきている。
ネット通販の競争も激しくなっている。
そこでAmazonがさらに強化しているのが配送スピード。
実際Amazonは、Same-Day Deliveryだけではなく、
・Quick Commerce
・食品
・冷凍商品
・生鮮食品
・高速配送
なども「Speed Services」として強化しようとしている。
Amazonにとって、
「翌日届く」
から、
「今日届く」
への移行がかなり重要になってきているんやと思う。
Vステーションは普通のDSより楽なのか?
ここはAmazon Flexドライバーなら一番気になるところだと思う。
Vステーションでは比較的短いブロックを見かけることがある。
1.5時間
2時間
2.5時間
3時間
みたいなオファーだ。
これだけ見ると、
「2時間とか2.5時間なら楽やん」
と思ってしまう。
でも、これは注意したほうがいい。
Amazon Flexは荷物の個数だけでは難易度を判断できない。
20個しかなくても、
1件目まで遠い。
次の家まで遠い。
さらに次も遠い。
みたいなルートなら普通にしんどい。
SSDは配送スピードが重要になるため、その時に発生した注文を限られた時間内に届ける必要がある。
その影響なのか、Vステ利用者からは広いエリアを走るルートだったという話も見かける。
もちろん毎回そうなるとは限らない。
ただ、
「荷物少ない=当たり」
とは考えないほうがよさそうだ。
ショートブロックが増える可能性もある
個人的に気になっているのはここ。
AmazonがSSDを本格的に増やしていくなら、Amazon Flexのオファーにも変化が出る可能性がある。
今までなら、
4時間
5時間
6時間
みたいなまとまったブロックを取ることが多かった。
でも当日配送では、注文が入ったタイミングに合わせて短時間で荷物を動かしたほうが都合がいい。
そうなると、
1.5時間
2時間
2.5時間
3時間
のようなショートブロックが今以上に増える可能性はあると思う。
これは人によってメリットにもデメリットにもなる。
空いた時間にAmazon Flexをやりたい人なら使いやすい。
逆に、
「1日ガッツリAmazon Flexで稼ぎたい」
という人からすると、細切れのオファーばかりになれば面倒になる可能性もある。
普通のDSが全部Vステーションになるわけではない
ここは勘違いしないほうがいい。
SSDが増えているからといって、普通のデリバリーステーションが全部なくなるという話ではない。
Amazonは普通のDSも増やしている。
2024年には全国で15か所のデリバリーステーションを新設し、全国65か所以上まで増えている。
さらに2025年にも6か所のDS新設を発表している。
なのでAmazonとしては、
普通の配送を担当するDS。
当日配送を強化するSSD。
それぞれを使い分けながら配送網全体を強くしていると考えたほうが自然だと思う。
今後Vステーションはもっと増える?
これはかなり可能性が高そう。
Amazon自身がSSDネットワークを「成長領域」と位置付けている。
さらに新しい拠点を立ち上げる専門チームまで作っている。
Amazon Flexドライバーの間で最近Vステーションという言葉を聞く機会が増えているのも、こうしたAmazonの物流戦略と無関係ではなさそうだ。
Amazon FlexドライバーはVステを覚えておいたほうがいい
今すぐVステーションだけでAmazon Flexの環境が大きく変わるわけではないと思う。
ただ、これからAmazon Flexを続けるなら、
「Vステってなんや?」
くらいは知っておいたほうがいい。
特にオファーを見るとき、
・何時間ブロックなのか
・報酬はいくらなのか
・配送エリアはどこなのか
・走行距離はどれくらいなのか
・普通のDSと比べて稼げるのか
このあたりは今後チェックしていきたい。
俺自身もVステーションについては、実際のオファーや荷量、配送距離などを引き続き見ていくつもり。
Amazon Flexはこういうところが結構変わる。
昨日まで普通だったことが、数か月後には全然違うなんてこともある。
Vステーションの増加も、その変化の一つになるかもしれない。
まとめ
今回Vステーションについて調べてみたが、分かったことをまとめると、
・Vステーションという呼び方はAmazon Flexドライバーの間で使われている
・SSD(Sub Same-Day Delivery)系の拠点として扱われることが多い
・Amazon公式が日本向けに「V=SSD」と明記した一覧は確認できない
・Amazonは日本でSSDネットワークを拡大している
・2025年には当日配送に対応する新しい拠点を16か所展開すると発表
・2026年現在もSSDの新規立ち上げやネットワーク拡大を進めている
・今後ショートブロックが増える可能性もある
・荷物が少なくても広域ルートなら楽とは限らない
こんな感じ。
最初は俺も、
「Vって普通のステーションと何が違うねん」
くらいに思っていた。
でも調べてみたら、Amazonがこれから力を入れようとしている当日配送ネットワークに関係する、結構重要な拠点だった。
アマフレを長く続けるなら、このVステーションの動きは今後も注目しておいたほうがよさそうだ。


コメント