前の記事では、
6時間ブロック=12,000円
として、
月30本取れば36万円
になるという計算をしました。
じゃあ36万円全部が自分の利益になるのか?
当然そんなことはありません。
Amazon Flexは自分の軽バンを使って配達するので、かなり車を走らせます。
特に大きいのがガソリン代。
さらに、
- オイル交換
- タイヤ
- 自動車保険
- 車検・修理
- 軽自動車税
- 車両代
なども考えないと、本当の利益は分かりません。
今回は6時間ブロックを月30本取った場合、実際どのくらい経費がかかるのかを分かりやすく計算してみます。
※走行距離や燃費、保険料などは人によって大きく違います。この記事の金額はあくまで計算例として見てください。
まず月の売上は36万円
今回の条件はシンプルです。
6時間ブロック 12,000円
これを月30本。
12,000円 × 30本 =
360,000円
ここから車にかかる経費を引いていきます。
一番大きい経費はガソリン代
Amazon Flexでまず考えないとあかんのがガソリン代です。
ただし、
「6時間ブロックならガソリン代○円」
とは一概に言えません。
同じ6時間でも配達エリアによって走行距離が全然違うからです。
近場ばかりの日もあれば、かなり遠くまで走る日もあります。
なので今回は分かりやすく、
1ブロック100km走る
というモデルで計算します。
月30本なら、
100km × 30本 =
月3,000km
です。
ガソリン170.1円・実燃費12km/Lで計算
2026年8月10日時点のレギュラーガソリン全国平均価格は1Lあたり170.1円です。
今回は軽バンの実燃費を仮に、
12km/L
として計算します。
3,000km ÷ 12km/L =
250L
250L × 170.1円 =
42,525円
つまり、
月30本・月3,000km走るなら、ガソリン代だけで約4万2,500円
という計算になります。
これ、結構でかいです。
走行距離によってガソリン代はこう変わる
同じ30ブロックでも走行距離によってかなり変わります。
実燃費12km/L、ガソリン170.1円で計算すると、
| 1ブロックの走行距離 | 月間走行距離 | 月のガソリン代 |
|---|---|---|
| 80km | 2,400km | 約34,020円 |
| 100km | 3,000km | 約42,525円 |
| 120km | 3,600km | 約51,030円 |
つまり月30本働くなら、
ガソリン代だけで月3万円台~5万円台
になる可能性があります。
どこのエリアを配るかによって、ここはかなり変わります。
だからAmazon Flexの利益を考えるなら、
自分が1ブロック平均何km走っているか
を一度計算してみるのがおすすめです。
ガソリン以外にも車の経費はある
問題はガソリンだけではありません。
月3,000km走るとなると、年間なら単純計算で、
36,000km
です。
普通に買い物や通勤だけで使う車とは、走行距離が全然違ってきます。
当然、
オイルも減る。
タイヤも減る。
ブレーキなどの部品も消耗する。
車そのものもどんどん走行距離が増えていきます。
ここを無視して、
「36万円売上があったから36万円稼いだ!」
と考えるのは危険です。
オイル交換代も月割りで考える
オイル交換は毎月必ず払うわけではありません。
でもAmazon Flexのように走行距離が多い仕事では、交換時期が早く来ます。
例えば仮に、
オイル・フィルター交換1回6,000円
として、5,000km走るごとに交換すると考えます。
月3,000kmなら月平均では、
6,000円 × 3,000km ÷ 5,000km =
約3,600円
です。
実際に毎月3,600円払うという意味ではありません。
将来のオイル交換のために月3,600円くらい使っている計算
ということです。
タイヤ代も忘れたらあかん
タイヤも同じです。
たとえば、
4本交換して40,000円。
30,000kmで交換すると仮定すると、
月3,000km走る場合、
40,000円 × 3,000km ÷ 30,000km =
月4,000円相当
になります。
タイヤの価格や寿命は車・タイヤ・運転方法によって変わりますが、
Amazon Flexは走れば走るほどタイヤ代も発生している
ということは覚えておいた方がいいです。
黒ナンバーの自動車保険
Amazon Flexで軽貨物配送をするなら、自動車保険も大きな固定費になります。
保険料は年齢・等級・補償内容・保険会社などによってかなり違います。
例えば、
年間90,000円
なら、
90,000円 ÷ 12カ月 =
月7,500円
です。
これは走っても走らなくても基本的には発生する固定費です。
軽自動車税も経費
黒ナンバーの四輪軽貨物車の場合、標準税率の軽自動車税(種別割)は現在年3,800円です。
月に直すと、
3,800円 ÷ 12 =
約317円
です。
金額自体はガソリン代と比べれば小さいですが、年間の車両経費として考えるなら入れておきたいところです。
車検・修理代も積み立てて考える
さらに怖いのが、
突然来る車の修理代。
毎月修理するわけではありませんが、Amazon Flexで年間何万kmも走れば、当然車への負担は大きくなります。
車検、ブレーキ、バッテリー、ワイパー、各種消耗部品などがあります。
そこで例えば、
車検・修理・消耗品用として月5,000円
くらいを別に確保しておく考え方もあります。
実際の金額は車の状態によって大きく変わります。
何も壊れなければ余ります。
逆に大きな修理が来れば5,000円では足りません。
大事なのは、
「今月修理してないから経費0円」ではない
ということです。
モデルケースで全部足してみる
ここまでを一度まとめます。
今回は、
6時間12,000円 × 月30本=売上360,000円
そして、
月3,000km走行
というモデルです。
| 経費 | 月額の目安 |
|---|---|
| ガソリン | 約42,525円 |
| オイル・フィルター積立 | 約3,600円 |
| タイヤ積立 | 約4,000円 |
| 自動車保険の例 | 約7,500円 |
| 軽自動車税の月割り | 約317円 |
| 車検・修理等の積立例 | 約5,000円 |
| スマホ等の事業使用分の例 | 約2,000円 |
| 合計 | 約64,900円 |
モデルケースでは、
月約6万5,000円
くらいになります。
36万円から経費を引くと約29万5,000円
売上360,000円から、
車両関連などの経費約64,900円を引くと、
約295,000円
残ります。
つまりモデルケースでは、
売上36万円
↓
経費約6万5,000円
↓
約29万5,000円
というイメージです。
ただし、
この29万5,000円がそのまま最終的な手取りではありません。
ここからさらに所得税や住民税、国民健康保険なども考える必要があります。
また、車両を購入した場合の車両代についても、税務上は購入額をそのまま一度に経費にするとは限らず、減価償却として複数年に分けて経費にする場合があります。
車両代まで考えると利益はさらに下がる
Amazon Flexで忘れがちなのが、
車そのものも消耗している
ということです。
月3,000kmなら年間36,000km。
3年続ければ、
Amazon Flexの稼働だけで10万kmを超える計算
になります。
車の買い替えも早くなる可能性があります。
だから本当にAmazon Flexで稼げているかを考えるなら、
ガソリン代だけではなく、
車両の購入費・減価償却まで考える必要があります。
自分のガソリン代を計算する方法
自分の場合を計算するなら簡単です。
月間走行距離 ÷ 実燃費 × ガソリン価格
これだけです。
例えば、
月3,000km
実燃費12km/L
ガソリン170円
なら、
3,000 ÷ 12 × 170 =
42,500円
です。
Amazon Flexをやっているなら、月末に走行距離を一回確認しておくだけでも、かなり経費を把握しやすくなります。
Amazon Flexは売上だけ見たらあかん
6時間12,000円。
月30本なら36万円。
数字だけ見るとかなり分かりやすいです。
でもAmazon Flexは車を使う仕事です。
ガソリン代だけでも月4万円前後かかる可能性があり、さらにタイヤ・オイル・保険・車検・修理などがあります。
だから大事なのは、
「いくら売上があったか」ではなく「経費を引いていくら残ったか」
です。
まとめ
6時間ブロック12,000円を月30本取れば、
売上360,000円
です。
今回のモデルケースでは月3,000km走行として、
ガソリン代:約42,500円
その他の車両関連費用なども月割りすると、
経費合計:約65,000円
となりました。
その結果、
360,000円 − 約65,000円 = 約295,000円
です。
ただし、これは税金や車両の減価償却などを考える前の金額です。
また、Amazon Flexの配達距離はエリアによってかなり違います。
この記事の金額をそのまま自分に当てはめるのではなく、
自分の月間走行距離・実燃費・保険料
を入れて計算するのが一番正確です。
Amazon Flexは報酬だけを見ると分かりやすい仕事ですが、実際にどれだけ稼げているかを知るには、車にかかっている経費まで計算することが大切です。


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